1%フィクションなニッキと100%リアルな気持ち
・・・のはず。
キーワードは「ワンニャン」
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昨日、母校の試合を観に行った。
下馬評じゃー勝ち目はない。
結果はコールド負け。
でもまあ、最後まで良く頑張ったと思う。
球場に足を運び、高校野球の独特の雰囲気と熱気を肌で感じると、
いつもいつも不思議と気持ちが高ぶってくる。
数年前、確かにオレはこの場所の主役の一人で、
3年間しか立つことの許されない舞台に身を置いていたんだなと。
特に、夏の大会ってのはオレにとって特別で、野球人生のなかで一番絶望を感じた大会である。
それと同時に、最高の勝利の味を、仲間の素晴らしさを、
オレを理解してくれていた仲間の存在を知った大会でもある。
今でもこの文章を書いてて目頭が熱くなってくる。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
大会前、右足首の靭帯損傷という怪我を負ったオレは、
本来なら大会に間に合わせることは難しかった。
骨折の疑いもあるって言われた夜、涙が止まらなくて眠れなかった。
開会式の入場行進さえ出来るかわからない状態だった。
それでも医者に無理言って、テーピングで固定して足首を全く動かない状態にしてなんとか試合に出た。
最後の大会、試合に出れる喜びを改めて感じた。
しかし初戦、3回に右ひじにデッドボール。
握力がなくなりボールも握れなくなった。
足を引張ると思い自分から監督に交代を申し出た。
泣きたかったが、試合はまだ終わっていないし、立場上もそんなことは許されない。
精一杯声出して、気持ちを奮い立たせた。
なんとか初回に取った点を守りきり勝利した。
試合後、解散の号令をかけた後、張りつめていた糸がプツンと切れた。
その勝利はオレにとってあまりに大きくて、まだ高校野球を続けられるって喜びと、
これまでの苦労とかいろんなモンがあふれ出してきた。
球場の外でグシャグシャになってたオレの元に3年間を共にした仲間の一人がやってきて肩を叩いて言った。
「こんなとこで泣くなよ、勝ったんだからよ。」
最初は、「この野郎、オレの気も知らないで」と思った。
でも、そいつが肩に手を回したまま次に放った言葉が何よりも嬉しかった。
「お前が勝たせたんだよ。上行って着替えようぜ。」くさい言葉だったかもしれない。
でも、3年間一緒に野球をやり、苦楽を共にしてきたそいつは、
主将になってからのオレの苦悩とかもイロイロ理解してくれていたのだとすごい感じた。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
他のスポーツ、部活がちゃちいとかじゃなくて、
高校野球ってのはやっぱり特別だ。
オレにとって、高校3年間を高校野球に没頭できたこと、
チームメイト、あの言葉・・・全てが財産だ。
顔もほとんど知らない後輩達の試合を観た後、当時のチームメイトの一人と飲みに行った。
出てくる話はあのときの話が中心。
やっぱり高校野球で過ごしたあの3年間は、例外なくオレ達の財産になっているんだ。
もちろん、これからもな。
7時半から10時半くらいまで昔話に花を咲かせ、
ちょっとハイになったオレは、その友達と別れた後地元の友達に連絡。
「じゃー今から飲むか!」
持久戦に持ち込む・・・。
結局地元で朝の4時まで・・・
約8時間近く、居酒屋に身を置き飲んだくれていた・・・・・。
でもなんか、今日はそれでもいいかなって思える日だった。
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