1%フィクションなニッキと100%リアルな気持ち
・・・のはず。
キーワードは「ワンニャン」
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大学4年生として初めて大学に足を運んだこの日、
早速今期最初の頑張ってる人発見。
そいつは小田急の某駅で電車を待ち伏せしている時に現われた。
各停の電車がホームに停まり、ドアが開く。
客がゾロゾロ降りてきて、
お決まりの、「ドア閉まりまーす。」がコールされる。
急行電車に用のあるオレは、乗車口の一番前に並んで待っていた。
すると、隣のドアの方からドゴーンと音がする。
音の方を見ると「バカ野郎!!」と40歳前後くらいの男性A(仮)が電車の2両目一番前の扉付近を蹴っている。
ひどく機嫌が悪い。
何かが気に入らなかったらしい。
間違いない。彼は何かを頑張っているんだ。
お隣の出来事。
つまり言ってしまえば他人事(その時点で人は傷つけていない)なので、
「よし!ブログに書こう!あの頑張ってる人を!」
と、いきなりのニッキネタ獲得に軽くほくそ笑んで終わるはずだった。
(もちろんそれで終わらなくてもニッキには書くけど・・)
が、気付くと男性Aは、オレのすぐ横で電車を待ちはじめていた。
目を合わせたらやられるのではないか・・・?
やられたら・・・・・やり返してしまうのではないか・・・・。
やり返したら2人仲良く、
通報⇒逮捕⇒否認⇒裁判⇒有罪⇒卒論どころか・・・・。
サバイバルな予感・・・
通過電車がやってくる。
電車が来たことを知らせるため、電車からかなり大きめな警笛が鳴らされる。
直後、男性Aが白線の外側にでる。
ま、まさか!
飛び込・・・
最悪の事態が頭をよぎる。
命はたいせ・・・
叫び声がホームに響く。
「うるせーんだよ!!バカ野郎!」
…訂正、怒鳴り声がホームに響く。
どうやら男性Aは、電車の警笛にひどく不快感を感じたらしい。
最悪のことをしようとしていたわけではないらしい。
ひとまずよかった。
しかし、どうやら彼は、誰が本当のバカ野郎なのか気付いていないようだ。
『曲がった事が大嫌い!注意するべきときは徹底的に!』なんて、
正義の味方みたいなことをオレが考えるはずもなく・・・
むしろ、周りの人たちと同じように危険信号を感じつつ、
できるだけ男性Aの気を引かないよう
雨天の湿った空気に同化することに努めていた。
電車に乗ってからも彼は、自分から人にぶつかっては、
「ちっ!」とか言ってにらみつけていた。
何が彼をそこまで駆り立てるのか…。
気にならなくもなかったが、当然そんなことを陽気に問いただしてみる勇気もなく・・・
万が一誰かと乱闘になったときに備え、
通勤ラッシュの電車の中おっさんに囲まれながら、
乱闘を止めに入る脳内シュミレーションをくり返しているオレがいた。
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