忍者ブログ
1%フィクションなニッキと100%リアルな気持ち ・・・のはず。 キーワードは「ワンニャン」
[106]  [105]  [104]  [103]  [102]  [101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




たまには長々とマジメな話を・・・


25日で、福知山線の事故から一年が経つ。
TVでは遺族の方への取材やJR西日本の日勤教育のその後なんてのをやっていた。
今日は山手線で、一歩間違えれば福知山線と同じように大惨事になるような問題も起きた。


去年のこの日、オレは大学で授業を受けた後、
たまたま福島に帰る友達に神奈川から埼玉まで車で送ってもらっていた。
そしてその車の中のラジオで知った。
ラジオを聴いている最中も犠牲者は増えていっていた。
その時はまさかこんな悲惨な事故だとは思っていなかった。
家に帰ってニュースをみて、悲惨すぎるこの事故の詳細を知った。
自分と同い年くらいの人が亡くなったり、2両目が信じられないくらい潰れていたり。


なんつーか、こういうことを書いててもイマイチどう書いていいのかわからなくなってくる。
正直なところ、どんなに悲惨な事故でもどんなに許しがたい事件でも、
実際に関わった人じゃないとその本当の悲惨さはわからないと思う。
実際オレはわかっていないんだと思う。
それはわかろうと思っても理解できるような簡単なものじゃない。
オレがここでどんなにご冥福を祈っても、亡くなった方や遺族の方の苦しみを共有できるわけがない。
あの事故に本当に関わった人、家族、友人、親戚、知り合いetc・・
以外のオレらなんかは、所詮川で溺れている人を遠目で見ているだけに過ぎないのかもしれない。
助けに向かっても着いたときは手遅れ。
遠くから声をかけることしか出来ない。
その人達に代わることは出来ない。
でも、出来ないからこそ、
こういう悲惨な事故のことは人一倍忘れないようにしなくてはいけないんだと思う。
起こらないように、日々注意していかなくちゃいけないんだと思う。
どんなに悲惨な事故事件でも“時間”が経つにつれ、風化されていってしまう。
地下鉄サリン事件のリアルな悲惨さを伝えられる人がどれだけいるだろう?
容疑者に間違えられ、
逮捕されてしまった人がいたのを直ぐ思い出せる人がどのくらいいるだろう?
現在も仮設住宅で暮らす新潟中越地震の被災者がいることを知っている人がどれくらいいるだろう?
結局何年後かに社会の教科書の2,3行に収まって終わり・・・。
政治家は権力の奪い合いが主で、あとはビジネスライク・・・。
そんなことにならないよう、
オレらはマジメに考えるときはまじめに考える事も必要だし、
こういうことを忘れないようにしていくことも大切なんだと思う。


だから今日blogに書いた。
オレには、たいした金銭的な援助も心的なケアも加害者を裁判にかけることもできない。
関係者の人がみたら、
「凄い他人事な文章で凄い偏った独りよがりな意見」だと思うかもしれないけど、
そして否定は出来ないけど・・、
でも、こういう悲惨な事故が起こったって事実は忘れないでいたいと思う。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
無題
NONAME 2006/08/21(Mon)10:18:55 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
about me
HN:
koji
年齢:
41
HP:
性別:
男性
誕生日:
1984/02/06
職業:
劇的?ビフォーアフター
趣味:
スポーツ/音楽鑑賞/絵/その他イロイロ
自己紹介:
ヨロしっく
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
無題(返信済)
(07/25)
(05/04)
(03/10)
無題(返信済)
(02/16)
無題(返信済)
(02/02)
無題(返信済)
(12/15)
無題(返信済)
(12/10)
無題(返信済)
(12/06)
無題(返信済)
(11/11)
無題(返信済)
(10/20)
最新トラックバック
いぬ
相棒
集客(のべ
キリ板ゲットでサプライズ
mail
意見、感想、応援、悩み、誹謗中傷、何でもござれ。 (※広告、勧誘はお断り)
メールはコチラ
携帯から見たい人用
ニンニン
忍者になりたい人用
気が向いたからわんニャン
わんニャンと吠えれば良いと思うよ ↓ ランキン
re・・・
忍者ブログ [PR]